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症状別性病診断

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細菌感染

淋菌(淋病)

<症状>
 おりものが増加、外陰部のかゆみ。女性の方が症状が軽く、発見が遅れることがあるので要注意です。
 男女とも尿道感染により尿道炎、膀胱炎を起こします。進行すると激しい下腹部痛、発熱、最終的に不妊症の原因になります。
 当院では顕微鏡でおりものを調べることにより、3分で確定的診断を出すことが可能です。問題あればすぐ治療を開始します。(保険扱い)

ブドウ球菌、レンサ球菌、大腸菌などの雑菌による膣炎、外陰炎
(非特異性膣炎)

<症状>
 おりものが増加、外陰部のかゆみ、灼熱感等があります。
<治療>
 膣錠と外用軟膏により治療します。(保険扱い)

クラミジア感染

クラミジア感染症(クラミジア頚管炎、卵管炎、付属器炎、子宮内膜炎)

 男女ともほとんどが無症状の為放置され、進行すると、男性には尿道炎、副睾丸炎、男性不妊症の原因になります。女性では子宮の入り口の頚管炎を起こし、おりものが増えます。進行すると卵管炎、子宮内膜炎などを発症します。時々下腹痛が起こり、卵管周辺に癒着が生じると子宮外妊娠を起こしたり不妊症の原因となります。もし妊娠すると流産や早産の確率が増え、無事出産しても新生児が角膜炎や肺炎を起こすことがあります。
 当院には最新型の検査薬による検査(女性のおりもの、男性の初尿が検体とする)およそ30分でクラミジアを確定診断できます。診断がつけば、すぐ治療を始めます(保険扱い)。もし、クラミジアによる卵管炎、子宮内膜炎、骨盤内炎症(PID)の疑いがあれば血液による抗体検査もできます。
 クラミジア感染症は無症状で日本で一番頻度の高い性病です。セックスパートナーも含め検査治療をきちんと受けた方が良いでしょう。

真菌(カビ)感染

 外陰、膣カンジタ症はカビの一種でかゆみを主な訴えと白い、酒カスのようなおりものが増加します。再発し慢性化すると完治しにくい病気です。なお風邪、疲れ、抗生剤服用、糖尿病、生理前後など、基本的に体調が悪くなると出てくる病気です。

トリコモナス原虫

 膣トリコモナス症は黄色く泡立つおりものの増加と、特有の臭気を発し、外陰のかゆみ、灼熱感、性交痛などの症状が現れます。治療はやはりセックスパートナーと一緒に受けた方が無難です。

寄生虫

 毛じらみ症、疥癬症は外陰部の激しいかゆみが特徴的です。

梅毒トレポネーマ感染

 感染後約3週間で、外陰部に小豆大から指先の大きさくらいの軟骨様の硬度を持つ硬結が生じます。その後無痛性潰瘍を形成し硬性下疳となります。
 早期に治療すれば完治できますが、第2期、第3期、第4期梅毒と進行すると、脳神経まで侵され、重症化することもあります。早期発見の為、定期検査が重要です。

ウィルス感染

 性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、ウィルス性肝炎、エイズ(HIV)、成人T細胞白血病などがよく見られる病気です。症状も多様なので、気になったら、一度診察して下さい。
 なお、B型肝炎予防にはHBワクチンの接種によって抗体を作ることもできます。まず抗体の有無をチェックする必要があります。特に複数のセックスパートナーとの性交渉をもつ方にはあらかじめHBワクチンを予防として接種しておくことをおすすめします。